ゲーミングチェア一番の売れ筋といえばGTRACING製。私の知人・友人にも、 GTRACING製ブランドのゲーミングチェアを使っている人がいます(中には、畳部屋にも関わらず脚付きを買った人も!)。
レビューでも「値段と質が両立できている」と評判ですが、公式サイトを見てもページが少なめですし、なぜGTRACINGのものがよく売れているのかや、レビューにサクラがいるのかどうか等も気になるところ。
そこで今回は、 GTRACING製ゲーミングチェアが売れている理由やおすすめポイント、購入を検討する上での注意ポイントなどについて解説していきます。
売れている理由はコストパフォーマンスの良さ
GTRACING製が売れているシンプルにして最大の理由、それはとにかくコスパ(コストパフォーマンス)の良さに尽きます。通販サイトでゲーミングチェアを「値段が安い順」にソートしてみても、最安値に近い価格設定になっていることがわかります。
ここでGTRACINGの上手いなと感じるところは、最安値にはしていないというところ。人には極端の回避性という、 価格が違う3つの商品の中から、それぞれの性能の違いがよくわからない場合は中間の値段の商品を選ぶ傾向があります。ゲーミングチェアには大きく分けて
- ~12,000円のもの
- 15,000~19,000円のもの
- 30,000円~のもの
という、3つの価格の団子があります。その中でも敢えて最安値である12,000円以下を避け、19,000円前後という値段にすることで、私たち購入者は「最安値のものよりは高い分、性能もしっかりしているだろう」という安心感を持つことができます。もちろん、性能、つまり座り心地や素材等も相応にしっかりしているため、結果として満足度が高い&売れ行きが伸びるという仕組みです。
「コスト」の良さは先述の通りですし、「パフォーマンス」についても、嬉しいポイントがいくつかあります。私が特にいいなと感じたのは、背にもたれた状態でも前屈み気味でも腕をしっかり置けるアームレストの長さと、微調整が効いて自分の心地良い角度まで背もたれを倒せる無段階リクライニングです。
注意するべき2つのポイント
ここまでGTRACING製ゲーミングチェアのおすすめポイントを解説していきましたが、もちろん注意すべき点も存在します。
それは、部品や本体の重さです。つまり、使い始める前の段階ですね。車輪を取り付けるときはそんなにしんどくはないのですが、座椅子部分はアームレストを取り付けるときなど角度を頻繁に変えるのもあいまって、ネジを付けるときや座椅子と脚を合体させるときに苦労するかもしれません。
対策としては、一人暮らしでないならできれば家族の誰かに組み立てを手伝ってもらうと良いでしょう。ネジを取り付ける間に支えてもらうだけでもかなり組み立てやすくなります。一人暮らしの場合は一気に組み立てようとせず、休み休み組み立てるという手段があります。その場合は、休憩中に部品をなくさないように気を付けて下さい。
他にも、床の材質に注意しておく必要があります。フローリングなら問題ありませんが、畳の床だと車輪跡がついてしまう可能性が高いです。畳だけれどゲーミングチェアを考えているという人は、座椅子型のものもあるので是非チェックしてみて下さい。
サクラレビューの度合い
海外製品であるGTRACING製ゲーミングチェアで気になるのは、サクラレビューという「やらせ、ステマ」のレビューで評価が水増しされていないか、という点です。
そこで検査に使ったのが、サクラチェッカーという読んで字のごとくサクラの有無をチェックするサイト。それで度合いを見てみると……
どうやら、サクラによるやらせの心配はせずとも良さそうです。左2つの35%も「マーケットプレイス商品である、海外製品であるという理由で0%ではなく35%になっているだけ」なようなので、安心できそうです。(2020年3月現在)
まとめ
GTRACING製ゲーミングチェアは値段と性能が高水準でまとまっているゲーミングチェアといえます。迷ったらコレ! とおすすめできるぐらいお手頃なので、初めてのゲーミングチェアにこれを選んでも失敗したと口からこぼす可能性は低いでしょう。ただ、GTRACING製に限った話ではないものの、組み立ては一仕事なので注意しておきましょう。